こんにちは。ログラスでProductHRをしている永井です。
この記事は2024年10月9日に開催した「Loglass TECH TALK vol.4〜ログラスが挑むFASTでのスケーリング戦略〜」のイベントレポートです。
イベント概要
Loglass TECH TALKはログラスのプロダクト開発の取り組みや学びを発信し、テックコミュニティに還元するためのイベントです。
vol.4となる今回のテーマは、ログラスがこれまでのスクラムを辞め、スケーリング戦略として新たにチャレンジしている「FAST」。
国内でもほとんど導入事例がないアジャイルフレームワークのFASTについて、ログラスでFAST導入を推進したメンバーを中心に以LT・パネルディスカッション形式でお伝えしました。
今回はオフライン・オンラインのハイブリッドで開催しましたが、FASTという聞き慣れないテーマにも関わらず90名近い方にご参加いただき大盛況となりました。
当日のアーカイブ配信はこちらからご覧いただけます!
FASTに関してはぜひ以下の記事もあわせてご覧ください。
LT登壇の様子
EM 塩谷「今こそ変化対応力を向上させるとき 〜ログラスが FAST に挑戦する理由〜」
FAST導入推進メンバーの一人であり、導入後のFAST MTGのファシリテーターも務める塩谷からは以下の内容の発表がありました。
詳細は以下の登壇レポートもあわせてご覧ください。
エンジニア 南部 「FAST導入ドキュメンタリー 〜導入の苦悩とログラスの強さ〜」
まずは自チームにFASTを導入し、その後開発組織全体への導入もリードしてきた南部からは以下の内容の発表がありました。
- FAST導入前のチームの状況と課題
- 1チームへの導入後の変化
- 開発組織全体への導入の流れ
- FAST導入後の感想と課題、今後に向けて
詳細は以下の登壇レポートもあわせてご覧ください。
パネルディスカッション
パネルディスカッションでは塩谷・南部の他に、直近入社でありFAST導入決定後にFASTに合流した遠藤の3名がパネラーとなり、「実際にFASTに取り組んでみての率直な感想」「フェーズごとにどんなことをしていたか、大変だったこと、良かったこと」といったテーマでトークしました。
パネルディスカッションの詳細は別記事で公開予定なのでお楽しみに!slidoでみなさんからいただいた質問である「パフォーマンス評価はどのようにしているのか」「FASTに移行して全体のアウトプットは増えたのか」「LeSSではなくFASTを選択した理由は」といった内容にもお答えしました。
参加者の皆さんの声
イベントアンケートでは以下のようなコメントを多くいただき、皆さんにとって学びのある時間とできたことを感じられました。
<アンケートコメント抜粋>
・「FAST導入実践のリアルな話を聞けてよかったです」
・「参加前は導入する利点への理解が薄かったが、メンバーが会社の成長に対して主体性を持てるようになるのは納得感があった。」
・「FASTの具体的な部分(MTGをどうする、改善サイクルをどう回す、どんな困り事があったのか、など)を知れて大変勉強になった。」
・「FASTというagile開発の新しい選択肢を得ることができました」
また、「FAST導入について今後より知りたいテーマ」の設問に対しては以下のように多くの回答をいただきました。
こちらに関しては今後のイベント・ブログ等で随時発信していければと思っていますのでお見逃しなく!
<FAST導入について今後より知りたいテーマの抜粋>
・PdMや事業視点でのFAST導入後の効果と課題
・アウトカム向上に向けてどのように工夫したか、開発者が以前までの進め方と比べて今の進め方のどこが良かったか
・流動的にチームが変わる中、チームビルディングはどうするのか。心理的安全性は高められるのか
・ドメインや技術領域変わる場合のキャッチアップの工夫と課題
・新卒や新規参画者のオンボーディングの課題
・EMによるメンバーの育成や評価の現状と課題
まとめ
今回はFASTに対する具体的な取り組みをお伝えさせていただくとともに、組織スケーリングや開発手法に興味関心がある参加者同士の交流の場としても、とても有意義な時間となりました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!
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