AI Engineering Summit に協賛およびエンジニア佐藤が登壇します

ログラスは6月18日(水)11:00〜18:30にオンラインで開催されるAI Engineering Summitに協賛しています。
ログラスも開発組織全体で取り組んでいるAI Engineeringをより盛り上げていきたいという思いで、今回スポンサーをさせていただきました。

AI Engineering Summit とは


「AI Engineering Summit」は、LLM・生成AIの活用や最先端のサービス開発に取り組むエンジニアの方々をお招きし、日本国内のAIエンジニアリングを加速させることを目的としたイベントです。(公式説明

登壇者の紹介

ログラスからはエンジニアの佐藤が登壇します。
ログラスでのCursorルールの考え方・育て方を事例としてお話をさせていただきます。
ぜひご視聴ください。(視聴申し込みはこちら

登壇時間

12:10〜12:50

タイトル

『「規約、知識、オペレーション」から考える中規模以上の開発組織のCursorルールの考え方・育て方』

詳細

AIエージェントツールであるCursorを導入したものの、「どのように使いこなすべきか」「ルールをどう整備していくべきか」に悩む中規模以上の開発組織のエンジニア向けに、Cursorルールの理想像と実践的な育て方を紹介します。
本セッションでは、Cursorルールを「コーディング規約」、「ドメイン知識」、「オペレーション」の3つに整理して、適切なCursorルールのあり方を掘り下げつつ、ルールを進化させるための考え方や育て方などを具体的に解説していきます。

イベント情報

ログラスでは今後AI関連のイベントを多数予定しています。
ぜひご参加ください!

採用情報

ログラスではAI関連のポジションを積極採用中です!
ご興味がある方はぜひお気軽にご連絡ください。

横断チームメンバーがFASTに合流して見えた景色 〜「透明性」と「自律性」が生み出すプロダクト価値向上への取り組み〜

こんにちは、株式会社ログラスで「フロントエンドチーム」という横断チームでエンジニアをしております、浅井 (@mixplace) です。

今回は「#私から見たFAST」シリーズ第2弾の記事として、横断チームのいちメンバーとしての立ち位置から「FAST というアジャイル開発手法を導入したプロダクト開発チームとどう向き合っていたか」という視点で、FASTで一緒に取り組んでみて感じた気付きや学びについて記していきます。 

はじめに: プロダクトを横断する「フロントエンドチーム」で取り組んでいたこと

私は2024年夏よりフロントエンド領域の横断チームとして「フロントエンドチーム」を組成し、以下のような取り組みを横断的に行なっています。

  • フロントエンド技術基盤の改善
  • デザインシステムを構成するコンポーネント群の改善
  • 各開発チームがフロントエンド開発を円滑に進めていけるための技術支援

ちょうどチームトポロジーでいう「イネイブリングチーム」ならびに「プラットフォームチーム」で期待される振る舞いを行なっているイメージだとご理解いただければと思います。

この半年間、フロントエンドチームで扱っていた開発エピックの1つに「データ量増大でパフォーマンス劣化が見込まれる共通UIコンポーネントの内部構造の刷新を行なう」というものがありました。

「Loglass 経営管理」は多くの企業さまでご利用いただいておりますが、「現在ご利用の企業さまの2〜3倍の企業規模感でも快適に動作するか?」を定期的に確認しています。 その中で、Webブラウザパフォーマンスの劣化起因となるコンポーネントがあることがわかり、アーキテクチャの刷新を行なうことで改善できることがわかりました。 将来起きうるであろうパフォーマンス問題を、お客様のご利用環境で顕在化する前に対処すべく、横断チームの特性を活かし先手を打つことにしました。

デリバリーまでの流れとしては、以下の2つのフェーズに分けて進めていきました。

  1. 新しいUIコンポーネントの作成: フロントエンドチームが共通UIコンポーネントを新たに作成
  2. 既存利用箇所の置き換え: 経営管理プロダクトで用いているパフォーマンス劣化懸念のあるコンポーネントを上記(1)で開発したコンポーネントで置き換えていく

「Loglass 経営管理」のプロダクト開発は、FAST というアジャイル開発手法で日々活動しています。 プラットフォームチームとして品質の良いコンポーネントを開発しながらも、FAST の理解を深めていきました。

特に「2. 既存利用箇所の置き換え」のフェーズについては、「Loglass 経営管理」のプロダクトチームが FAST によるアジャイル開発プロセスで日々活動していることから、私も FAST の中に入って取り組むこととしました。 経営管理プロダクトにコンポーネントが導入され、パフォーマンスの向上が見られてはじめて価値といえるからです。 コンポーネントの開発活動を並行して、FASTの理解を深めていくこととしました。

実際に「FAST」のアジャイル開発プロセスに入るにあたって意識したこと

FAST というアジャイル開発に一緒に取り組むにあたって、まずは「FAST ガイド」を一読するようにしました。FASTの公式サイトで公開されていますので、一度読んでみることをお勧めします。(日本語ドキュメントもあります)

FAST - FAST Guide

FAST ガイドは、FASTを実践するためのルールやガイドラインをまとめたドキュメントで、 いわゆるスクラムでいう「スクラムガイド」に相当するものです。

私自身スクラムを通して過去3年ほど開発活動を行なってきましたが、この「FAST ガイド」はそのシンプルさに驚きつつも洗練された興味深いものでした。

特に私が注目したのは、「FASTの価値、原則、そして柱」という章です。

いずれもアジャイル開発全般に求められるものですが、FASTの中で開発活動を進めるにあたって、自分自身もチーム全体(FASTでは「コレクティブ」と呼称しています)で価値を最大化させるべく意識するようにしました。

具体的には以下の点にあたります。

FASTに入る前に: 現状の課題とやるべき理由を共有する

FASTには“コレクティブ”という概念があります。 ログラスでは「Loglass 経営管理」のプロダクト開発活動に取り組むメンバー全体を“コレクティブ”と定義し、プロダクトのディスカバリーからデリバリー、ビジネスゴールの達成までを担っています。

私はまずはじめに、コレクティブに対して「パフォーマンス劣化懸念のコンポーネントが存在しており、その解決に向けてフロントエンドチームが取り組んでいる」ことを、定期的にSlackで発信する活動を行いました。 現状課題と解決手段、また今後どうコレクティブに入って改善していきたいかを共有することで、プロダクトの課題を一緒に取り組みたい、必要なタイミングで一緒に協業できる体制を作りたかったためです。

FASTに入る前に: コレクティブメンバーの協力関係を築く

私がまず始めに取り組んだのは、コレクティブメンバーと信頼関係を築き、協力関係を得やすいようにすることでした。 FAST ミーティングに参加することはもちろんのこと、出社時にはコレクティブ内の多くのメンバーと意図的に雑談する時間を設けたりしました。 FASTの価値である「協働」「自律性」、FASTの原則である「チームプレーヤーであれ」を体現するためです。

特に品質(QA)面において、経営管理プロダクトのQAエンジニアとは、私がコレクティブに入る前から一緒にテスト分析設計を行なって協働を行なっていました。 理由はコンポーネントの内部構造刷新において、コンポーネント自体の品質を高めたかったからです。 共通UIコンポーネント自体の品質に問題があった場合、プロダクトへの導入やテストは一層困難な道のりとなってしまいます。

将来、コレクティブのメンバーと一緒にプロダクトに取り組むことになるため、アジリティを高める重要な活動であり、FASTの「コラボレーティブ」「チーム全体で価値を最大化する」という観点は通じるところだと思います。

透明性を保つ: いま取り組んでいること、これから取り組むことを公にする

フロントエンドチーム内で取り組んでいたコンポーネントの内部構造刷新に関わる活動アイテムについても、「現在取り組んでいること」「今後取り組むこと」を、ディスカバリーツリー形式にして、コレクティブに所属するメンバー誰もが見れる場所に掲示するようにしました。

ディスカバリーツリーとは、分解や進捗のトラッキング、そして高速な理解を可能にしつつ活動アイテム間に共通するコンテキストを持たせる上で有用な可視化ツールです。 FASTガイドより引用

ディスカバリーツリーの例。大項目の達成に必要なアクションを可視化している

また、コレクティブに入って一緒に取り組むようになってからは、“FAST ミーティング”の中で現在の状況を簡潔に共有するようにさせていただきました。

「今後の新機能開発」や「ユーザビリティの改善」に関わるディスカバリープロセスにおいても「新しいコンポーネントを利用して取り組むとパフォーマンス懸念が解消できそう、だからフロントエンドチームと連携しよう」といった動きがコレクティブ内にも見られるようになりました。

「今後取り組む新機能開発の際に使ってみよう」「コンポーネント置き換え作業を少し手伝ってみよう」という話題が各所からみられるようになり、協業が進むようになりました。

私自身もFASTで一緒に開発するにあたって、コンポーネントの仕様やフロントエンド実装にあたっての知識伝搬(ナレッジトランスファー)も進めることができ、コレクティブに対して寄与できた感覚が持てました。

おわりに: 自律性と透明性に向き合う大切さ

今回は、各機能開発チームを横断して活動する私が、どのようにして FAST を用いたアジャイル開発手法に向き合い、取り組んでいるかについてご紹介しました。

横断的チームから一時的に「FAST」のコレクティブに入って馴染みながら取り組めたのは、私がFASTガイドにある「FASTの価値」「FASTの原則「FASTの柱」にとても共感し、徐々に実践することができたからだと思います。

スクラムをはじめアジャイル開発の手法はいくつかありますが、その中でも FAST は「自律性」「適応性」「流動性」「コラボレーティブ」がより色濃く出たフレームワークだと感じます。特に、対話の姿勢、フォロワーシップマインドセットが必要不可欠と感じています。

自然とフォロワーシップでプロダクト開発を通してプロダクト価値を上げたい、価値の源泉を構築していきたい方々とは非常に親和性が高いと感じています。 この特徴こそが、部署を超えてプロダクトとして最適・最善と思われるアクションが推進され、プロダクトをより価値の高いものにしていく過程を実感できました。

大前提、プロダクトをより良くしたい、お客様により快適な経営分析体験を提供したい思いは、変わりません。 そのためにも、「目的の明示」「透明性」「自律性」が重要であることを、今回の開発活動を通して感じました。

最後になりますが、ログラスでは2025年7月3日〜4日に開催される「開発生産性Conference 2025」でGoldスポンサーとしてセッション講演とスポンサーブースを設置して参加させていただきます。 FASTに参加しているエンジニアやマネージャーが参加しますので、是非お越しいただきお話できたら嬉しいです。

次回の「#私から見たFAST」シリーズの記事は、「プロダクトマネージャーとFAST」「プロダクトデザイナーとFAST」というテーマで、プロダクトマネージャー・プロダクトデザイナーがFASTへどう向き合ってきたかを紹介したいと思います。次回もお楽しみに。

イベント案内

7月にアジャイルやFASTをテーマにしたイベントを開催します!
どちらもオンライン / オフラインのハイブリッド開催で、オフラインでは懇親会もご用意しています。ぜひご参加ください!

7月17日(木)19:00- 「アジャイル×AIの今と未来を語る」日本にアジャイルを広めた先駆者・平鍋氏とログラスCTOが「アジャイル × AI」をテーマに対談します。
FASTについてもテーマに取り上げ、両者の視点から語ります。

7月24日(木)19:00-「Loglass Tech Talk vol.6 FAST実践のリアル〜壁にぶつかり、悩み、試し続けた1年間〜」

FASTを実践した1年間のリアルな苦悩や試行錯誤を、エンジニア、QA、PdM、デザイナーといった各ロールの視点から発信します!

FASTにおけるオンボーディング

はじめに

ログラスは2025年7月3日-4日に開催される「開発生産性カンファレンス2025にGoldスポンサーとして協賛しており、7月3日14:00からはVPoEの飯田が登壇します
飯田の登壇に向けて、FASTについて色々な視点から知っていただくために、「#私から見たFAST」シリーズとして今週から4週連続で記事を公開します!

本記事は連載記事の第1弾です。
FASTにおけるオンボーディングについて、実際に経験したメンター(鈴木)とメンティー(石川)の両方の視点から、その効果や課題について共有したいと思います。

FASTとは?

ログラスではスケーリングフレームワークとしてFASTを採用し、プロダクト開発を進めています。

本記事ではFASTについての詳細な説明は省略します。
詳しくはFAST Guideをご覧ください。

また、ログラスがFASTにチャレンジすることになった経緯については以下の資料をご参照ください。

本記事で出てくる用語

  • コレクティブ:プロダクト全体を開発する人々。ログラスでは経営管理プロダクトを担う全員を指す。
  • チーム:コレクティブから流動的に作られる個別のチーム。通常、各メンバーは自身が選んだチームで活動する。
  • バリューサイクル:FASTにおける活動サイクル。ログラスでは2〜3日を1つのバリューサイクルの期間としている。
  • FASTミーティング:バリューサイクルの区切りで実施する打ち合わせ。情報の同期やチーム編成の見直しを実施する。

ログラスにおけるオンボーディング

ログラスでは、新メンバーのオンボーディングを3ヶ月のマイルストーンで区切って進めています。新メンバー(メンティー)にはメンターが1名つき、技術面や組織面でのサポートを行います。

まずはおおまかなオンボーディングの流れを説明します。

1ヶ月目:ドメインと組織文化への理解

最初の1ヶ月は、ログラスのドメインや組織文化に慣れることを重視します。

  • 経営管理プロダクトのドメイン知識を習得する
  • 開発環境のセットアップと基本的な開発フローを理解する
  • 軽めの機能改善や修正タスクを着手する
  •  FASTの考え方や進め方を理解する
2ヶ月目:コレクティブへの合流

2ヶ月目からはコレクティブに合流し、本格的に機能開発を進めていきます。

  • チームでの本格的な開発業務を開始する
  • チーム内でのコードレビューやペアプロを実施する
  • アラートや問い合わせを段階的に対応する
  • FASTミーティングへ参加する
3ヶ月目:自立したメンバーへ

3ヶ月目には、一人のエンジニアとして自立して開発を進められる状態を目指します。

  • 機能開発の一連の流れを自立して実施する
  • チーム内での知見共有やレビューへ積極的に参加する
  • アラートや問い合わせを主体的に対応する
  • 必要に応じて新しいチームへ参加する

この3ヶ月間のステップを通じて、新メンバーが無理なくチームに馴染み、かつ確実にスキルを身につけられるような環境作りを心がけています。

メンター(鈴木)からみたオンボーディング

メンターとして新メンバーのオンボーディングに関わった経験から、FASTにおけるオンボーディングの良かった点と課題・改善点を共有します。

良かった点

FASTの特徴的な点として、開発アイテムの選択の自由度が高いことが挙げられます。

  • 特定の機能や領域に限定されず、様々な開発アイテムを候補として検討できる
  • メンティーの興味や経験に合わせて、適切な難易度の課題を選択できる
  • 技術的な課題だけでなく、開発環境の改善やツール開発なども選択肢に入れられる
  • バリューサイクルが短いため、小さな成功体験を積み重ねやすい
課題と改善点

一方で、以前のスクラムチームと比較すると、チームのメンバーが流動的に入れ替わるようになったことにより、チームでメンティーを受け入れるという意識が希薄になりがちです。

  • メンターへの依存度が高くなり、他のメンバーとの関わりが限定的になる可能性がある
  • チーム全体でのナレッジ共有や相互学習の機会が減少する
  • メンターの負荷が高くなる

これらの課題に対して、以下のような改善が必要だと考えています。

  • チーム全体で新メンバーを受け入れる意識を醸成する
  • FASTミーティングでの積極的な対話を促進する
  • ペアプログラミングやモブプログラミングの機会を増やす
  • メンター以外のメンバーとも気軽に相談できる雰囲気を作る

FASTの良さを活かしながら、チーム全体での成長を促進できる環境作りを目指していきたいと思います。

メンティー(石川)からみたオンボーディング

メンティーとしてFASTのオンボーディングを経験し、感じたメリット、課題、そして改善アイデアを共有します。FASTミーティングで活用されるOST(※)の経験も踏まえています。 (※オープン・スペース・テクノロジー:FASTの着想元となった対話・議論手法)

良かった点
  • 新メンバーのモチベーション維持
    •  少人数チームで貢献が明確になり、主体的に関与しやすい
    •  コレクティブ全体に対してチームの状況の共有をバリューサイクルごとに毎回行うので、自律性が高くなり目的意識がはっきりする

  • オープンで安全なコミュニケーション
    • OSTの原則の1つ「ここにやってきた人は、誰でも適任者」によって、就職・転職後によくある「自分はここにいるのにふさわしいのかどうか」という悩みが打ち消される
    •  ログラスにおいては、会社全体の「新人の意見は仕組みをアップデートする宝だからどんどん言ってほしい!」という空気とも相性が良く、より発言しやすい環境

  • 挑戦を後押しする文化
    • 「手を挙げた人がリーダー」だから新人でも新しいことにチャレンジできる
    • もちろん周囲も全力フォローしてくれる姿勢がある
課題と改善点
  • 固定されている要素が少ないので、慣れるのが難しい
    •  FASTでは実際にタスクを進める方法はチームごとにバラバラで、FASTのアプローチ方法も流動的に変化する。そのためオンボーディング対象が特定できず迷子になってしまう

  • オンボーディングチームにメンター以外が関わりにくい
    • 前述の「チームでメンティーを受け入れるという意識が希薄になりがち」と共通で、チームが流動的なのでオンボーディングの責任をチーム単位で持ちにくい。その結果メンター以外のサポートメンバーが入りずらくフォローが不十分になる

これらに対する解決策や改善のアイディアは、下記のようなものがあるかと思います。

  • 具体的なルーティンよりも、それを実行させているFASTの考え方を理解するように意識する
    •  うまく言えませんが個人的には、「自分が所属するこのコレクティブ(ログラスではプロダクトのドメインからとって『経営管理コレクティブ』という固有名詞で呼ばれている)をどうしていきたいか?それについて自分に何ができるか?」という観点で考えるようにしたら、流動性が高くても理解しやすくなったかなと感じました

  • 「オンボーディング用チーム」にしない
    •  チームの主目的は事業上の成果達成に置き、そのプロセスの中で新メンバーが学び貢献できるような設計にする。これにより、メンター以外のメンバーからの自然なサポートも期待できる

改善に向けた取り組み

上記で挙げた課題を解決するため、ログラスでは以下の改善を進めています。

  • チーム全体で新メンバーをサポートする文化の醸成
    • メンターの責務とチーム全体の責務の言語化
    • メンター以外のチームメンバーとの1on1の実施

  • FASTの考え方を重視したオンボーディング設計の見直し
    •  FASTの原理原則や思想を理解することを重視したオンボーディングコンテンツの拡充

まだまだ着手できていない改善点も多いですが、FASTの特性を活かしたオンボーディングの実現に向けて継続的に取り組んでいきます。

おわりに

本記事では、FASTにおけるオンボーディングについて、メンターとメンティーの両方の視点から共有しました。

FASTは超軽量なフレームワークであり、最低限のルールしか決まっていません。それゆえに自律性が求められます。一方で、新しく入ってきたメンバーがいきなり自律性を発揮するのは難しい側面があります。この課題に対して、ログラスではオンボーディングのプロセスの見直しと仕組み化を進めることで解決を図っています。

FASTの良さを活かしながら、より効果的なオンボーディングの実現を目指していきたいと思います!

次回の「#私から見たFAST」シリーズ第2弾は、「領域横断チームメンバーとFAST」というテーマで、フロントエンド領域を得意とするエンジニアがFASTとどう向き合ったかを紹介したいと思います。お楽しみに!

イベント案内

7月にアジャイルやFASTをテーマにしたイベントを開催します!
どちらもオンライン / オフラインのハイブリッド開催で、オフラインでは懇親会もご用意しています。ぜひご参加ください!

7月17日(木)19:00- 「アジャイル×AIの今と未来を語る」日本にアジャイルを広めた先駆者・平鍋氏とログラスCTOが「アジャイル × AI」をテーマに対談します。
FASTについてもテーマに取り上げ、両者の視点から語ります。

7月24日(木)19:00-「Loglass Tech Talk vol.6 FAST実践のリアル〜壁にぶつかり、悩み、試し続けた1年間〜」FASTを実践した1年間のリアルな苦悩や試行錯誤を、エンジニア、QA、PdM、デザイナーといった各ロールの視点から発信します!

【ログラス】2025年 協賛イベントまとめ

ログラスは2025年も、さまざまな技術カンファレンス・コミュニティイベントを応援しています💪
本記事では2025年協賛させていただいたイベントを開催日順にご紹介します📣(随時更新予定)

協賛イベント一覧(開催順)

1月

Regional Scrum Gathering Tokyo 2025
🗓 2025年1月8日〜1月10日
🤝 ロゴスポンサーとして協賛

2月

EMConf JP 2025
🗓 2025年2月27日
🤝 シルバースポンサーとして協賛

3月

Scrum Fest Fukuoka 2025
🗓 2025年3月7日〜3月8日
🤝 シルバースポンサーとして協賛

Agile PBL祭り 2025
🗓 2025年3月23日
🤝 シルバースポンサーとして協賛

5月

Scrum Fest Niigata 2025
🗓 2025年5月9日〜5月10日
🤝 シルバースポンサーとして協賛

6月

AI Engineering Summit
🗓 2025年6月11日
🤝 スポンサーとして協賛

関数型まつり2025
🗓 2025年6月14日〜6月15日
🤝 シルバースポンサーとして協賛

7月

開発生産性Conference 2025
🗓 2025年7月3日〜7月4日
🤝 ゴールドスポンサーとして協賛

Scrum Fest Osaka 2025
🗓 2025年7月18日〜7月19日
🤝 シルバースポンサーとして協賛

8月

Scrum Fest Sendai 2025
🗓 2025年8月29日〜8月30日
🤝 シルバースポンサーとして協賛

9月

Scrum Fest Mikawa 2025
🗓 2025年9月5日〜9月6日
🤝 シルバースポンサーとして協賛

Platform Engineering Kaigi2025
🗓 2025年9月18日
🤝 ブロンズスポンサーとして協賛

11月

Kotlin Fest 2025
🗓 2025年11月1日
🤝 ゴールドスポンサーとして協賛

アーキテクチャConference2025
🗓 2025年11月20日〜11月21日
🤝 ゴールドスポンサーとして協賛

FASTに関するログラスの取り組み_記事・登壇資料まとめ

ログラスがスケーリングアプローチとして取り組むアジャイルフレームワーク「FAST」に関する記事・登壇資料をまとめてお届けします。

CTO 伊藤による「開発生産性Conference2024」の登壇資料
VPoE 飯田による「開発生産性Conference2025」の登壇資料

VPoE 飯田・アジャイルコーチ 今井による「RSGT 2025」の登壇資料
エンジニア粟田による「Scrum Fest Kanazawa 2025」の登壇資料
エンジニア粟田による「Loglass Tech Talk vol.6」の登壇資料

エンジニア粟田による「Scrum Fest Sendai 2025」登壇資料

agile journey様によるVPoE 飯田とエンジニア 南部のインタビュー記事
EM 塩谷によるFASTについて説明した記事
FASTにおけるオンボーディングに関する記事
横断チームメンバー目線での気付きや学びについての記事
PdM・デザイナー目線での所感や気付きについての記事
FASTを導入したログラス開発チームの変遷についての記事
FAST×AIで考える、未来の組織像についての記事
アジャイルコーチ 大野によるFASTにおける「ふりかえり」模索の記事
"FAST実践の1年を振り返る"をテーマにした「Loglass Tech Talk vol.6」のアーカイブ動画

"FAST導入"をテーマにした「Loglass Tech Talk vol.4」のアーカイブ動画・登壇資料



【ログラス】QAエンジニア 記事・登壇資料まとめ

ログラスのQAエンジニアに関する記事・登壇資料をまとめてお届けします。

ログラスQAのnoteまとめ

オススメnote①
オススメnote②

登壇資料

アーカイブ動画

アーカイブ動画

イベントアーカイブ動画

スクラムフェス三河2024「QAはコストセンターじゃないもん!QAの枠から飛び出し顧客価値提供にコミットした奮闘物語」

ATN#20 BtoBプロダクトQA集合 Loglass×WingArc1st×テストの街「葛飾

ATN#21 QAマネージャー集合 ログラス×ナレッジワーク×ウイングアーク1st

【ログラス エンジニア】イベント・登壇資料・記事まとめ

ログラスエンジニアの今後のイベント予定および、過去の登壇資料・記事をまとめてお届けします。

イベント一覧

12月

(12/17)『【LT枠あり】SREチームが“価値を出す”までに取り組んだこと』にクラウド基盤エンジニア 見形が登壇

(12/17)『【6社共催】スケールするサービスにおけるアーキテクチャの工夫・苦労を語る会』にEM 小林が登壇

(12/11)『AI時代の開発戦略 ── 現場の実例から学ぶAI活用ポイント』にエンジニア 中村が登壇

(12/9)『ログラスのエンジニアヘッドが語る 技術面接の視点』にHead of Engineering 飯田が登壇

(12/3)『「AIで変わるプロダクト開発現場」〜 開発プロセスとナレッジ運用を加速させる実践知 〜』にエンジニア 松岡が登壇

11月

(11/25)『Server-Side Kotlin Night 2025』にエンジニア 渡邊が登壇

(11/20)『アーキテクチャConferecne2025』にCTO室長 鈴木とEM 小林が登壇

(11/19)デザイン室長 植田、Head of Design 高瀬がCocodaさまに取材いただいた記事が公開されました。

(11/1)『Kotlin Fest 2025』にCTO 伊藤とCTO室室長 鈴木が登壇

10月

(10/30)エンジニア 粟田と、Head of Engineering 飯田がagile journeyさまに取材いただいた記事が公開されました。

(10/21)Head of Engineering 飯田がレバテックLABさまに取材いただいた記事が公開されました。

「イベント行こう」のやらされ感をなくす。ゼロから技術発信文化を組織に根付かせた方法【ログラス飯田意己】 | レバテックラボ(レバテックLAB)



(10/10)『実装の精度を上げる、設計フェーズのAI活用』にエンジニア 南部が登壇

speakerdeck.com

9月

(9/24)『事業フェーズで異なるAI活用事例 ─ 開発現場における浸透の工夫と文化づくり』にエンジニア中村が登壇します。

(9/16)『生成AIで何が変わった?現役SREが語る、プロダクト改善の実像』にEM 勝丸が登壇

8月

(8/29−30)『Scrum Fest Sendai 2025』にエンジニア 松岡とアジャイルコーチ 大野、エンジニア 粟田が登壇

(8/27)『スタートアップのアジャイルは生成AIでどう変わる?』にEM 鈴木が登壇しました。

(8/27)『CRE Camp #2 ユーザー信頼性を支える現場の知見LT大会』にエンジニア 子田が登壇しました。

(8/19)『集まれKotlin好き!Kotlin愛好会 vol.59@株式会社ログラス』をログラスオフィスで開催しました。

(8/15)『「Cursor-1 グランプリ」アフタートーク~1ヶ月でどう進化した?~』にエンジニア 南部が登壇しました。

(8/6)『TechBrew in 東京 ~技術発信はこわくない! 新卒・若手エンジニアのためのゆるふわ会~』にエンジニア 阿部が登壇しました。

(8/5)『 生成AI時代のプロダクトチーム構築:非エンジニアも巻き込む開発フローとチーム設計』にエンジニア 南部が登壇しました。

7月

(7/30)『【3社合同】After 開発生産性Conference 2025 改善しNight』にEM 鈴木が登壇しました。

(7/29)『AI時代の開発組織進化論 ── エージェント活用と組織変革プロセスのリアル』にCTO 伊藤が登壇しました。

(7/24)『MCPは当たり前になるのか? 〜流行から普及への可能性〜』にエンジニア 依田が登壇しました。

(7/24)『レバテック Meetup ~AIエージェントと共に進化する開発現場~』にエンジニア 中村が登壇しました。

(7/24)『Loglass Tech Talk vol.6 FAST実践のリアル〜壁にぶつかり、悩み、試し続けた1年間〜』にエンジニア組織からはエンジニア 粟田、QAエンジニア コタツ、モデレーターとしてVPoE 飯田が登壇しました。

(7/23)『イオン・LayerX・ログラス・ユビーの生成AIツール導入プロセス』にEM 勝丸が登壇しました。

(7/19)『スクラムフェス大阪2025』にQAエンジニア コタツが登壇しました。

(7/17)『Developer Summit 2025 Summer』にエンジニア kagayaが登壇しました。

(7/17)『アジャイル×AIの今と未来を語る』にCTO 伊藤がスピーカー、VPoE 飯田がモデレーターとして登壇しました。

(7/11)『SRE NEXT 2025』にEM 勝丸が登壇しました。

(7/8)『Claude Code Meetup Japan #1』にエンジニア kagayaが登壇しました。

(7/3-7/4)『開発生産性Conference2025』にログラスはGoldスポンサーとして協賛し、当日はVPoE 飯田の登壇のほか、ブース出展も行いました。

6月

(7/1)『生成AI × 組織論Night』にCTO 伊藤が登壇しました。

(6/27)『第一回「Cursor-1 グランプリ」~最強のCursor使いはどこの企業?~』にエンジニア 南部が登壇しました。

(6/26)『AWS Summit Japan』にEM 勝丸が登壇しました。

(6/26)『プロダクト組織とAI時代の働き方 〜Cursor全社展開のリアル〜』にエンジニア 南部が登壇しました。

(6/25)『AIの出力の質を上げる!チームの集合知を注入する方法』にエンジニア 依田が登壇しました。

(6/24)『AI駆動開発、そのやり方で合ってる?PMとエンジニアで語る AI駆動開発に求められる品質とは』にエンジニア kagayaが登壇しました。

(6/19)『生成AIと働く— エンジニア現場でのリアルな活用方法』にエンジニア 中村が登壇しました。

(6/18)『AI Engineering Summit』にエンジニア 佐藤が登壇しました。

(6/16)『生成AI時代のエンジニアキャリアのリアル、最新事例を紹介します。』にエンジニア 佐藤が登壇しました。

(6/14-15)『関数型まつり2025』にCTO 伊藤、CTO室室長 鈴木が登壇しました。

(6/14)『スクラムフェス金沢2025』にエンジニア 粟田が登壇しました。

(6/2)『EM×PMフィッシュボウル #2 〜組織と価値創造 編〜』にCTO 伊藤、VPoE 飯田が参加しました。

5月

(5/31)『ゴリラ.vim #36 ~ Vim x SNS ~』にエンジニア yasunoriが登壇しました。

(5/28)『LLM Night〜コーディングAIの自社ルール運用』にエンジニア 依田が登壇しました。

(5/27)『Re:TechTalk #10 事業価値を生み出すモデリング、価値をサステナブルにするアーキテクチャ』にエンジニア 松岡が登壇しました。

(5/15)『Techlead Meetup ~技術リーダーシップとは何か~』にエンジニア 龍島が登壇しました。

(5/13)『Cursor導入でログラス社の現場はどう変わったか - Forkwell AI Study #1』にCTO 伊藤、エンジニア kagayaが登壇しました。

(5/12)『御社のDevin、何してる? 各社の事例に学ぶ!組織の一員としての付き合い方』にエンジニア kagayaが登壇しました。

4月

(4/23-4/24)インド・ベンガルールで開催される『Great International Developer Summit』にCTO 伊藤とEnabling & Platform部部長 鈴木が登壇しました。

(4/24)『SmartHR AI tech talk#2 ─ コード生成×AI 現場のリアル』にエンジニア  kagayaが登壇しました。

(4/24)『英語LT会【テーマ:AI】Japanglish Tech Talk#5』にエンジニア 福土が登壇しました。

(4/10)『Loglass TECH TALK vol.5〜50名のエンジニア全員で挑むCursor活用の全貌〜』を開催しました。

(4/8)『AI Coding Meetup #1 - チーム開発 ✕ AI、みんなの実践知』にエンジニア  kagayaが登壇しました。

3月

(3/28)『JaSST’25 Tokyo』にエンジニア 粟田が登壇しました。

(3/27)『AI時代におけるエンジニアキャリア戦略 ~Ubie・ログラスが語る AI駆動開発のいま~』にエンジニア 佐藤が登壇しました。

(3/27)『良いコード/悪いコード」ミノ駆動さんと学ぶ教科書と現場のジレンマ』にEM 松岡が登壇しました。

(3/26)『CRE Meetup!ユーザー信頼性を支えるエンジニアリング実践例』にCRE 子田が登壇しました。

(3/26)『AI駆動開発勉強会 臨時回【Devin Meetup Japan #1】』にエンジニア kagayaが登壇しました。

(3/25)『QA Test Talk Vol.4』にQAエンジニア コタツが登壇しました。

(3/19)『必ず生まれる負債にどう向き合うか。ログラス・カミナシCTOに聞く、技術的負債をコントロールする方法』にCTO 伊藤が登壇しました。

(3/12)『急成長スタートアップが見せる、プロダクト開発の舞台裏 ─ PdM x エンジニア LT&交流会』にエンジニア 石畑が登壇しました。

(3/10)『AI駆動開発(AI-Driven Development) 勉強会(第6回)』にエンジニア kagayaが登壇しました。

2月

(2/7)日本CTO協会様にログラスが取り組むProduct Team Brandingについて取材していただきました。

1月

(1/30)『ソフトウェアアーキテクトのための意思決定術 - Forkwell Library #80』にEnabling & Platform部 部長 鈴木がモデレーターとして登壇しました。

(1/27)レバテックLAB様にVPoE 飯田を取材していただきました。

(1/27)『テックブログ運営 井戸端会議〜2025年を走り切るために〜』にエンジニア 粟田が登壇しました。

(1/8)『Regional Scrum Gathering Tokyo 2025』にVPoE 飯田、アジャイルコーチ 今井が登壇しました。